62日目 ばらかもん聖地巡礼 〜福江島〜
こんにちは!日本一周62日目です!
天気予報通り、空は曇っています。
福江までせっかく来たので晴れて欲しかったのですが仕方ないですね…
明るくなるまでテントを鉄棒にかけて乾かし、紅茶で一服!!!
福江に来た目的は「聖地巡礼」です。
どうしてもある作品の舞台となった土地に訪れ、空気に触れてみたかったのです!
その作品の舞台がここ福江なわけですが、何の作品か分かるでしょうか?
ヨシノサツキ先生による漫画作品「ばらかもん」をご存知でしょうか?
2013年にはアニメ化もされ人気を博した作品なのですが、今日は主にそのアニメの背景として描かれた場所に訪れ、ほぼ同じ構図で写真に収めることで「聖地巡礼」としたいと思います。
〜お話のあらすじ〜
都会育ちの書道家・半田清舟はある日、書道界のお偉いさんである館長に大賞を取った自分の作品を扱き下ろされ、腹を立て全力のグーパンをかましてしまう。
見かねた清舟の父親は息子に対して、自分に足りないものを見つけ出させるために彼を五島(福江)に送り込んだのである。
福江の人々と出会い、交流を深めるうちに彼自身の心のあり方に変化が見られるようになる。というのが大まかなあらすじです。
日常ギャグ系の漫画で5本の指に入る漫画だと思うので、是非とも読んで欲しいです!
ちなみに「ばらかもん」とは方言で「元気者」という意味です!
とまぁこんな感じで、今日は僕のオタク心に身を任せて福江を楽しもうと思います。
※聖地巡礼で撮影した写真との比較のため一部アニメ作品の画像を引用しておりますが、著作権は「ばらかもん」製作委員会に帰属していることを明示しておきます。
作品の舞台は福江島の中でも「富江町」という町でして、フェリーターミナルから少し距離があるのでとりあえず富江町へ向かいます。
途中ばらもんという民芸店を見かけました。
五島に伝わる民芸品で、男の子の誕生を祝い成長を願って初節句の日に揚られてきたそうです。
最初に向かう先は空港なんですが、ちょっとした山の上にあるので朝から上りです(´ω`)
あっ!今日は写真が多くなると思うので文章は少なめに抑えようと思います。
空港に到着!
五島の名物「つばき」です!
これが福江空港です!
↓比較用の写真です!初めて知った方にでも雰囲気が分かるよう、写真を結合しておきました。
1話 冒頭シーン
7話 川藤と神崎の乗った飛行機を見送るシーン
12話 東京から清舟が帰ってくるシーン
全く同じ角度、大きさ、構図ではないですが、ここが作品の舞台なんだと実際に感じるには十分すぎる光景でした。
聖地巡礼の魅力を知らなかった自分ですが、こうして比較して見る事で作品への没入感が段違いに感じられ、とてつもなく興奮していたのを覚えています笑
撮りたい写真を撮り終えたので富江町へと向かいます。
今度は山下り!
海沿いを走って行きます。
天気はやっぱり悪いままです。
このトンネルを超えると富江町に入ります。
↓比較写真
清舟「海が綺麗に見えないのは俺の心が荒んでるせいか…」
じいちゃん(運転手)「海が綺麗に見えんとはな兄ちゃん、心、荒んでるせいじゃなかぞ。昼から曇っけんたい!」
清舟「あぁそういうことか。」
じいちゃん「海は荒んだ時こそ見るもんぞ。わかっちょらんねぇ〜。」
曇ってても、福江の海は透き通っていて綺麗でしたよ!
富江にはサイクリングロードが海沿いにありますので、それを利用して移動します!
最初の出発点は「多郎島」。
すぐ側にはキャンプ場があります。
ここも少しだけ舞台となっております。
↓比較写真
6話で登場する「富江さんさんキャンプ村」とその側にある海水浴場の堤防。
同じ構図を見つけて写真を撮るのがとにかく楽しいのです笑
没入感ビシバシッ!!!
サイクリングロードには途中、普通の民家ですがこのような看板を
立てているお宅がありました!
「見てもいいですよ。」というのが、なんだか可愛らしく感じました笑
他にはたくさんの薔薇が植っていたのですが、時期ではないのか咲いていませんでした。
綺麗にガーデニングされていてとっても綺麗でした。
田舎だからなんとなく普通の民家でもご好意に甘えられるんですよねぇ〜。
お次はこちらです!山崎地区の漁港。
↓比較写真
7話で釣りをするシーン
川藤が館長に飲み込まれるシーン
5話 みんなで海水浴していたシーン
海を覗いたらウツボがいてびっくりしました笑
真ん中のが多分ウツボです!
お次は坪地区の漁港です。
↓比較写真
1話 なるの発言に清舟が自分の愚かさを認識するシーン
4話 船体に文字を書くシーン(唯我独尊丸)笑
途中サイクリングロードから外れてみようと思って走っていたら、すごいダートが出現しタイヤが泥だらけになりました笑
田舎はこうでなくっちゃ!(^◇^;)
↓比較写真
清舟が住む家の周辺です。
清舟の家の前の坂
度々登場する神社
6話 木下商店前で貝を売るシーン
3話 木下商店前
OP 山村美和
ザリガニ釣りの池
その池の反対側
ザリガニ釣り禁止の看板が…
聖地巡礼をする人が私有地の中に入ってザリガニ釣りしたんでしょうね。
節度をしっかり守って巡礼しないといけませんね。
小学生くらいの女の子が2人ランニングしてました。
僕を見るなりすかさず挨拶をしてくれたのですが、九州の人ってすごく挨拶をしてくれる人が多いんですよね。
嬉しい限りです!!!
田舎特有の傾向かもしれませんが、僕はそれが微笑ましく感じるのです。
ばらかもんに出てくる人々も暖かい人たちばかりなので、なんだか現実とリンクしているようで嬉しかったです。
これは漫画版の聖地です。
神社の穴ぽこが実際に空いているのを見つけてびっくりしました。
気になる人は漫画を買って読みましょう!(勧誘)
こちらも漫画版で、たまが漫画を投稿しようとしたポスト。
漫画版、集会所です。
これは自分用に!
自分のスマホの待受はこの写真になっております笑
ほぼ計画していた聖地には回れました。
満足です。。。
今日はフェリーで長崎に帰る予定なので、福江町のフェリーターミナルに帰ろうと思います。
サイクリングロードを通って帰ります。
この時点でちょうどお昼過ぎたあたりだったのですが、小雨が降ったり止んだりの天気でした。
石塁跡とありますが、富江には石垣がたくさんあります。
作中で石垣をくみ上げるシーンなんかもあったりするので、記念に石塁跡を写真に収めました。
行きのサイクリングロードでは一致する場所が見つからなかったので、帰りに置いておいた聖地なのですが、帰りのサイクリングロードでも一致する場所が見つかりませんでした。。。
同じような場所がいくつもあって、最後は「ここでいいや!!!」と諦めて撮った写真です。
1話 小学生相手にキレて反省するシーン笑
お昼ご飯は富江の端っこにある「一平」さん!
元気な犬が2匹います。
めちゃめちゃ吠えられます笑
日替わり定食を注文!
食べたかった五島うどん付きです!
五島うどんって相当歴史が古くて、五島列島自体が日本に初めてうどんが伝来した土地だそうです。中国から遣唐使が伝えたんですって!
日本のうどん史、全ての始まりに感謝を込めていただきました。美味しかったです( ´ ▽ ` )
このうどんの出汁を水筒に入れて普段から持ち歩きたい。
お店のご主人は普段見慣れない人間が来て、びっくりしてました笑
行きも通ったトンネルの反対側には「チャンココ」が!
チャンココは福江島などに伝わる念仏踊りで毎年旧盆に行われます。
ちなみに8話に出てきます。
富江は田舎って感じなんですが、フェリーターミナルのある福江町はコンビニがあったりスーパーがあったりと割と普通の町というような感じです。
普通に生活する分には全く困らないでしょう。
空を見上げると、ちょうど空港に向かう飛行機が空を飛んでいたので作中のシーン回収に成功!
相変わらずの曇り空ですが、本降りになってくれなくて本当に良かったです!
福江港に到着。
福江から長崎に向かう船には結構人がいる模様。
デッキに出てみたら、感動的な「紙テープでお別れ」を見れました。
「また来てねぇー!」と元気に見送っていた島の子供達…
感動させてくれるッ!(T_T)
長崎の夜景。
実は世界新三大夜景の1つです。
もう少しいい場所を撮れたら良かったのですが、船上からではこれが精一杯。
この光輝く船は多分「軍艦島観光ツアー」の船だったと思います。
お腹が空いたので、晩ご飯食べよう。
ちゃんぽんが食べたい!でも移動するのは疲れるから嫌だ!
とりあえず自転車は港の駐車場に繋いでおこう。
すぐ隣にyou me (イオンみたいなの)がある!!!
選択肢は1つ!!!
フードコーナーのリンガーハット!!!
長崎ちゃんぽん麺2倍!!!
普通にハイレベルで美味しい…
大満足です!!!
ネカフェで寝るつもりでしたが、この近くのネカフェの口コミが最悪だったので別のところを探します。
ネカフェより近場で料金も安いスーパー銭湯を見つけました。
さすが大都会長崎!!!
お風呂というよりサウナのお店で木の香りが心地良かったです。
今日はばらかもんの聖地巡礼で福江島をじっくり観光したわけですが、やっぱり新しい事をしてみるもんだな!と感じました。(自分の中では聖地巡礼)
自分の世界は少しは広がるし、新しい考え方もできるようになる。
ヨシノサツキ先生の地元愛に溢れたばらかもんという作品をより知れた気がします。
いやぁ楽しかったです。