21日目 たくさんの出会いに恵まれた1日
こんにちは日本一周21日目です!
どうやらまた台風野郎が近づいているではありませんか!?
秋雨前線停滞に加え勢力のかなり強い台風。。。
考えました私は。
雨は旅人を悩ませるのです。
考えました私は。(大事なことなので二回言いました)
結論から申し上げますと、北海道を諦めることにしました。
今年の夏は北海道を回らないということです!
理由は細かく言えばいくつもあるのですが、主に雨のせいです。
雨の中走るとロクなことがありません。
北海道に着いていざ出発!という時に雨が何日も降ってしまいその中を自転車で走ったとすると「道南には何にも魅力がなかった」とか本気で言い出しそうなので。。。
ここ数日雨の降らない日はありませんでした。
正直言って東北の魅力は半減してしまっていたと感じます。
北海道編を楽しみにされていた私のコアなファンの方すいません。
今年の夏は青森までとなってしまいます!
ですが、最後まで頑張りますのでよろしくお願いします!
岩手の沿岸部には峠がとてつもなく多いというのは何度かお伝えしましたが、実はトンネルもめっちゃくちゃ多いのです!
トンネル内の水溜りは黒く濁っていてとっても汚いのですが、それを何度も浴びてしまうため自転車がかなり汚れてしまっています。もう今すぐにでも洗ってあげたい気持ちです。
多分ですが昨日も今日もトンネル15個は潜ったんじゃないでしょうか。。。
私のトンネル怖いシリーズの条件に中央分離帯を加えようと思います。
幅の狭いトンネルでこれがあると内心「ここで死ぬんじゃないか」と思ってしまうほどです。
岩手は牡蠣やホタテの養殖が盛んです。
今日は晴れてる!
ほんとにずっと沿岸部は工事してます。所々45号線もガタガタな道もありました。
こういったプレハブが沢山あります。
コインランドリーとかラーメン屋さんもこういったプレハブでお店を構えているところもありました。
ちょうど雨が降ってきた頃、道の駅“たろう”を発見し雨宿りをすることに。
とても綺麗なところで親切なことに充電できるコンセントがいくつもありました。
ここのスペースで震災の記録がビデオで流れていました。
特に気になったのは道路の確保に関する映像です。
この道路通ってきた!と分かるんです!そこに親近感みたいなものを感じました。
「啓開(けいかい)」という言葉が震災直後よく使われていたそうです。
自分は全く記憶に無かったのですが、これは道路の応急復旧をする前に救済ルートを確保することだそうです。
内陸部には4号線が通っており沿岸部の市街地との間をいくつも道路が結んでおります。当時道路部の林崎調査官はその東西に伸びる道路の確保を優先したそうです。内陸の4号線からいくつも東西に伸びる道路を「くしの歯」に見立てて「くしの歯作戦」と名付けられました。
このくしの歯作戦により16のルートのうち2日で11のルートを確保できたそうです。
一度「くしの歯作戦」と調べみてください。
画像が出てくるはずです。私の言葉より実際に写真で見てくださった方が凄みがあると思いますので興味がある方はぜひ。
雨はまだ降ってるけど出発!
いいビデオ見せてもらいました。
ご覧の通り山でございます。
この真ん中の連なる山々を走ってまいりました。
我ながらびっくり!
斜度10%の坂は荷物を積載して登る坂じゃないです。。。
ゼェゼェ息を切らしながら登っていると原付で日本一周をされている方が山崎を颯爽と追い抜いていきました。
登りきった先で待ってくださっていてお話をしました!
自転車でも旅をされている方でとっても気さくでいい方でした!
本当にいい人に巡り会えると元気が出てきます。
お兄さんは40日で日本一周される予定だそうですが、雨の日はお互い気をつけましょう!良い旅をなさってください!
お兄さんと別れるとすっごい高い位置にある自動車道を発見!
ひぇこんなんどうやって建造したのか。。。
橋の下に雲があるという。。。
怖すぎる〜!
まぁ私もその横を行くんですがね!ガクブル((((;゚Д゚)))))))でした。
途中の道も駅でソフトクリームを購入!
うーん美味しい。すごく美味しい。
45号線の一番高い位置にも到着!
このイラストには大いに不満!こんな1つの山じゃねぇ!!!怒
何十もの山を書いてその中で1つ突き出した山を書きなさい!!!
こんな甘っちょろい1つの山じゃねぇ!怒
と今日も疲れ切って目的地の久慈の道の駅まで行こうと走っていると
地元のお父さんが発見してくれてお家に泊まらせてくださることに!
何日ぶりかのお風呂にも入らせていただき、夕飯もご馳走になりました。
お父さんのお話についてはまた明日ご紹介したいと思います!
大きな部屋を用意していただき本当に助かりました!
布団で寝れるってこんな素晴らしいんだ。。。
今日は今までで一番獲得標高が高いです!頑張りました!